毎日の食事やお茶のときには、作り手のぬくもりが伝わってくるような陶器を大切に使いたいと思っています。
そんな陶器は、旅先の思い出が宿ったものならより幸せですよね。
旅行先では、毎日の生活をちょっと豊かにしてくれるお土産との出会いがないか、探すのが楽しみの1つ。
今回は旅先の会津若松で、素敵な陶器との出会いがあったのでご紹介します。
バスと電車の旅だったので、車がなくても行けるお店ばかりです。
会津慶山焼
お店の中から、工房で陶器を作っている様子を拝見できるお店です。職人さんが真剣にひとつひとつ陶器を作っていらっしゃる様子を拝見すると、目の前にある陶器がますます魅力的に見えるから不思議です。
紫色がかったピンクや、青など珍しい色合いの陶器が多いのが印象的でした。
茶道のお茶碗や建水などの種類も多く、茶道を嗜まれている方にもおすすめです。
店内に飾られていた一輪挿しは、販売されている新品よりも風情のある趣でした。時間が経つと色味も変わり、また違った魅力が出てくるとのこと。大切に使い続けるのがますます楽しみになります。
今回購入したものは、こちら
盃(1つ1000円)
淡い紫色から水色へのグラデーションが魅力的で購入しました。こちらは自宅用。
福島の美味しい日本酒のすっかり虜になりそうなので、主人と晩酌するときに使いたいと思います。
一輪挿し(600円)
野の花を活けたらとっても似合いそうな可愛らしい一輪挿し。こちらは友人のお土産に。
ワイングラス(1800円)
陶器のワイングラスなんて珍しいですよね。なんともいえない色合いが魅力的でした。
陶器なのでホットワインをいただくにもおすすめとのこと。
お正月のお年賀用にペアで購入しました。
今回は購入しませんでしたが、
コーヒーカップとソーサーがくっついたこんな可愛い木の葉カップもありました。
ビールグラスや、食器も素敵でした。
ここで作られる器は手作りなので、その時々によって、色合いも異なるとのこと。一期一会の出会いが嬉しいですよね。
そして、このお店、店員さんがとってもフレンドリーで、路線バスに乗ってお店の前を通り過ぎる際、わざわざお店の外に出て、手を振ってお見送りしてくださいました。
ふらっと訪れたのですが、素敵な器と店員さんと、二重の出会いが嬉しいお店でした。
アクセスはこちら

七日町駅カフェ
レトロな街、七日町の駅構内にあるカフェです。
街並みは、東京近郊だと川越市のようなイメージ。
古い街並みが残っていて、お散歩が楽しい街です。
七日町駅は、会津若松駅のお隣の駅で、昔ながらの雰囲気をそのまま残したどこか懐かしい駅です。内装もとっても素敵。
駅舎内にあるカフェ兼おみやげ屋さん出会ったのが、こちら。
樹ノ音工房さんのカフェボウル(1500円)
毎朝、温かい紅茶を飲んで1日をはじめる…そんな生活に憧れ、素敵なカフェボウルを探していたのですが、これならまさにぴったり。
両手にすっぽりと収まるボウル型の茶碗で暖まりたいと思います。
ご夫婦で営まれているお窯の作品というのも気に入りました。
お箸も可愛くて、お弁当用に購入しました。
会津ブランド館
会津のいろいろな作家の作品が集まっています。最初に紹介した会津慶山焼も置かれていました。お窯元より、500円ほど高めでしたが、お店に行く時間がないときにはおすすめです。
こちらでは来年2019年の干支である猪(大700円、小400円くらい)の可愛らしい置物を購入しました。
会津若松駅までは、東京(バスタ新宿、池袋、王子)からバスで片道4800円でした。
あなたのお気に入りの器も見つかるかも。紅葉がとっても美しいこの季節、会津若松へお出掛けしてみませんか?
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