私たちが新婚生活を始めたお部屋は、1DK。1DKなんて狭くて嫌だ…という方も多いかもしれませんが、私たちはこのお部屋をとても気に入っています。
狭いお部屋を広々使うコツは、和モダンコーディネート!
お茶室や温泉施設の畳って、座るだけでほっとしますよね。空間をいかようにも奥行深く見せることができるのが、和室の魅力。畳のあの香りと肌触りに包まれた瞬間、あ〜日本人でよかったと思う方も多いのではないでしょうか。
そこで、我が家は『人が集まるほっこり和モダン』をテーマにコーディネートしました。
和モダンコーディネートで狭いお部屋を広く見せるコツ
イスを置かずにデッドスペースなし!
1DKのお部屋を広々使うのに、おすすめなのが、イスを置かないこと。机とイスを設置すると、どうしても床がデッドスペースになり物が散らばりがち。
そこで、我が家ではイスを置かずに、置き型ソファーとこたつにもなる丸机を設置しました。
狭いお部屋を最大限活用したい方、思い切ってイスをなくしてみると、お部屋がひろ〜く見えますよ!
何人でもお招きできる円卓でほっこり
我が家の和モダンの主役は、この円卓です。
円卓なら何人でも座ることができ、お客さんが何人でもお招きすることが可能。1DKの小さなおうちですが、これまで最大で10人のゲストをお招きしたことも。角がない机で、全員を主賓としてお招きできるのが、畳に置いた円卓の最大の魅力です。冬は、もこもこの布団をかぶせて、こたつとしても楽しんでいます。こたつでぬくぬくする幸せは、老若男女問わず、みんな大好き!
おすすめの和モダンインテリア
和モダンにお部屋をコーディネートしようと思っても、和をコンセプトにした家具や小物を扱っているお店ってどこにあるの?と思われる方も多いのではないでしょうか。私たちも、お互い初めて実家を出たので、都内のお店や、ニトリ、大塚家具などたくさんのお店に足を運んで…あちこち回っても気に入った商品に出会えず、最後にAmazonに行きつきました。品数が豊富で選択肢が多いのが圧倒的な魅力です。
我が家の1DKをほっこり空間にしてくれる買ってよかったおすすめの商品を御紹介します。
掛け軸はリビングの顔
まず、リビングの顔となるのが掛け軸です。
茶会のテーマを表す手段として用いられる掛け軸。
我が家のものには、喫茶去という三文字が書かれています。。これは主人の大好きな言葉で、「まあお茶でも飲んでゆっくりしていって。」等という意味があるそう。
何かと生きづらいこともある世の中ですが、この部屋の中では、心の重荷をそっと置いて、ゆったりと寛いでいただきたい。そんな思いを込めています。
なお、掛け軸というと高価で手を出しにくいイメージがあると思いますが、我が家にあるのは色紙と色紙掛。本格的な掛け軸に比べればかなり気軽に購入できる値段です。
色紙は、まだお付き合いしていた頃に主人にプレゼントしたもの。
色紙掛けは、引っ越しをしてきた際に、麻布にある竹専門店『竹のめぐみ』で2人で選びました。
その日の会のテーマや、季節に応じてお軸を掛け替えるのも粋かも。
置き畳
ダイニングは絶対畳!と決めていたのですが、畳のお部屋があるマンションにはなかなか巡り会えませんでした。そこで、我が家では、フローリングの上に置くことができる畳を9枚置いています。置き畳だと、取り外しできて、お掃除がしやすいので便利です。置くだけで簡単に畳の香りがふんわりと漂う癒しの空間をつくることができます。
こたつにもなる円卓
こたつにもなる円卓は、ウォールナット色。カウンターキッチンと色を合わせて、統一感を出しています。
机の部分が取り外しできるので、夏は円卓、冬はこたつとして使用できるのが便利です。
仲良く2人がけ座椅子
畳といえば、欲しいのが座椅子。モダン感を出すために、2人で仲良く座れるタイプにしてみました。畳の色に合わせて、思い切って緑色にしてみたところ、思いのほか統一感がでました。
正座が苦手な方にも、寛いでいただけます。来客時にはフラットにして、ベッド代わりにも。
茶道具
私の曽祖母から譲り受けた茶釜と、主人の祖父から譲り受けた茶道具。
いずれもお部屋の顔として飾っています。海外からのお客様がいらしたときには、略式ですがお茶を点てることも。
茶釜をお部屋の顔にしたかったので、テレビはダイニング兼リビングではなく、寝室に置いています。
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